槍穂高：奧穂高岳（２日目） １９９５．７．２７
涸沢の朝は、穂高岳の岸壁をモルゲンロートに染めて明けた。今日も快晴である。ベランダから
朝の穂高連峰を眺めて、奧穂高岳を目指す。ザイテングラートを登り穂高山荘へ、穂高山荘から
ハシゴを登り岩屑の道を奧穂高岳まで登る。目の前にジャンダルムの岩峰が、振り返ると槍ヶ岳
がよく見える。奧穂高岳は天気もよく、最高の眺めであった。奧穂から穂高山荘に戻り、涸沢岳に
登る。この頃から雲に覆われ展望がなくなる。北穂高岳へは、険しい岩山が続く。北穂高岳近くで
かなり年輩の女性２人連れとすれ違ったが、道が分からず躊躇していた、これから穂高山荘へ向
かうのだろうか、ちょっと心許ない。北穂高岳山頂は雲の中であった。北穂高小屋で夕食を食べて
外に出ると雲が切れて、槍ヶ岳が姿を見せた。雲間に夕焼けの槍ヶ岳を見ることができた。この頃
から、カメラの調子が悪くなり、よく写っていない。 ．
穂高連峰に朝日が射し込む。
モルゲンロートに輝く奧穂高岳の岸壁
前穂高岳をバックに伯父
涸沢の雪渓を登る
奧穂高岳とザイテングラートの尾根
奧穂高岳に登ると、目の前にジャンダルムの岩峰がそびえる。
北には槍ヶ岳の雄壮な姿が見える。
西には笠ヶ岳から抜戸岳の稜線が雄大
南には焼岳と上高地、先に乗鞍岳が望まれる。
東には大天井岳から常念岳の山並みが望める。
北穂高岳山頂は雲の中で展望なし
夕食後雲が切れて夕焼けの槍ヶ岳が姿を見せた。
夕焼けが美しかった。１日の終わり。