谷川岳 山スキー １９９７．３．８
前夜出発し、土合口の駐車場で車中泊して、朝６時半ごろロープウェーに乗り天神平へ着いた。天気が良く
真っ白な谷川岳や朝日岳が美しい。天神平スキー場のリフトは８時にならないと動かない。 天神峠まで目の
前のゲレンデを、スキーにシールを付けて登った。 上の方はかなりの急斜面で、大きくジグザグに登るが、
雪面はまだガリガリに氷っており、かなり苦労して汗かきながらやっと登った。天神峠で純白の谷川岳を眺め
て一休みしていると、リフトで上がってきた人達が軽やかに谷川岳目指して行った。ゲレンデ登りで一苦労した
我々は、谷川岳に向かう登山者のほとんど最後尾になってしまった。天神峠から熊穴沢避難小屋までは、な
だらかな稜線を行くが、１箇所急な雪面の下りがあった。熊穴沢避難小屋からは、ひたすら雪の斜面を登る。
谷川岳の頂上付近は風もありかなり寒かった。トマの耳で記念写真を撮り、肩ノ小屋に入って食事休憩した。
肩の小屋から、雪の大斜面をスキーで快適に滑り降りた。熊穴沢避難小屋の先から西黒沢に降りたが、足下
の雪がスッとずり落ちて嫌な感じであった。なるべく樹林の中に逃げようとしていると、目の前の対岸で雪崩が
発生した。ちょっと肝をつぶして、急いで降りようとするが、雪が腐って重くなっており、全然スキーが滑らず曲
がらない。必死に下って、田尻沢のスキーコースに出た時は、ホッとしてへたり込んでしまった。しばらく休んで
降りたスキーコースは、実に滑りやすく、アッという間に土合口に着いてしまった。 ．
天神平から眺める谷川岳
湯檜曽川を隔てた対岸には白毛門から朝日岳の山々が美しかった。
天神峠方面のゲレンデ、リフトはまだ動かないので、ここをスキーで登る。
天神峠からの谷川岳。その気高さに見とれていると、リフトで
上がって来た人達がどんどん谷川岳に向かって行った。
谷川岳の広大な雪の斜面を登る。
谷川岳南面の眺め。
谷川岳山頂、トマの耳。
オキの耳と一ノ倉岳、茂倉岳方面。
万太郎山、仙ノ倉山方面。
肩ノ小屋、小屋の中で休む。
谷川岳の大斜面を滑る。（１）
谷川岳の大斜面を滑る。（２）
熊穴沢避難小屋の先から西黒沢に降りる。
目の前の対岸で雪崩が発生、肝をつぶす。