日光：雲竜渓谷 １９９７．２．８
日光の東照宮の奧にある稲荷川の雲竜渓谷は、氷に覆われた景観を、楽しむことができる。
今回は伯父夫妻を案内した。冬山雪山経験のない伯父夫妻でも今回のコースは楽しめます。
気温が上がると氷が崩落するので危険になるため、訪れることができるのは２月上旬のみに
限られる。車で東照宮の境内を抜けて稲荷川沿いの道を登って行く。途中ゲートがあり、ゲー
ト前に駐車スペースがある。しかし、ゲートは鍵がかかっているわけではなく、力を出せば開け
ることができ、さらに先まで除雪され車で入ることができる。自己責任でということであろうか。
雪道を歩いて行き、林道の終点まで来ると、先に雲竜渓谷の入り口、友知らずの氷壁が見え
てくる。ここから河原に降りて、渓谷の中を歩く。渓谷の中は急な登りもないので、アイゼンな
しで雲竜瀑の下（上に登らないと滝は見えない）までは行くことができる。雲竜瀑へは、沢が
氷結している時は氷壁を、氷結していないときは雪壁の巻道を登らなければならないので、
アイゼンが必要である。今回は伯父夫妻は雲竜瀑の下までで、私一人アイゼンを付けて、
雲竜瀑を見てきた。 ．
雪道を歩き始める。伯父夫妻。
雲竜渓谷入り口
雲竜渓谷入り口で会った外人さん３人と記念写真、外人さんの引率者が写してくれた。
雲竜渓谷の入り口の友知らずの氷壁が見える。
友知らずの氷壁
友知らずは、氷壁で狭まったところ。
大きな氷柱が岸壁から垂れ下がっている。
つららと氷柱が岸壁に張り付いている。
雲竜瀑、滝が凍り付いて氷の柱になっている。
雲竜瀑の下部、滝壺は円形の劇場のようになっており、氷が多く、
滝の氷柱にクライマーが取り付いていると、よい観覧席になる。
正面から眺めた雲竜瀑
友知らずに戻り、雲竜渓谷ともお別れ。
友知らずの氷壁をバックに伯父夫妻