平標山山スキー

平標山　山スキー　１９９６．４．２８

平標山は２年前の秋に登り、木のない草原の山で豪雪の上越国境の山であり、山スキーには最適な山、
との認識を持った。平標登山口の駐車場に車中泊し、出発したが松手山の方に間違って行ってしまった。
どうも２年前の道とは違うので地図を出して確認し、修正する。平標山ノ家へは行かず、途中からヤカイ沢
を登った。　平標山は雪の大斜面の上であるが、かなり急であり雪崩の恐れもあるので右の樹林の尾根を
登って行った。平標山と平標山ノ家の中間に出る。平標山ノ家から平標山にかけては樹木のない雪の斜面
であった。山頂目指し雪の斜面を登る。山頂からは、苗場スキー場が眼下に見下ろすことができる。あの、
巨大なスキー場も、山頂からの広大な眺めの中では、ちっぽけな存在でしかない。山スキーの雄大さを感
じるのであった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．
山頂から広大な雪の斜面を滑り降りるのであるが、天気の良さに雪は湿って重く、スキーは滑らず、曲がら
ない。想像、期待とは違って雪の大斜面は、満足な滑りとはならなかった。平標山ノ家の途中から登って来
た、ヤカイ沢へ向かう。上部はハイマツ等のブッシュが出ていたが、樹林に入ると、日陰のためか、スキー
の滑りがよくなる。ヤカイ沢は、上部の樹林の滑りも、樹林を抜けた下部の滑りもよく、スキーを楽しめた。