真岡：井頭公園２０２０．４．２８

真岡：井頭公園　２０２０．４．２８（火）

矢板の県民の森の駐車場は、４月２４日（土）から新型コロナウイルス感染拡大防止のため封鎖されていた。山岳関係団体も新型コロナウイルス感染拡大防止のため
登山の自粛を呼びかけている。　例年、ゴールデンウィークには至仏山に登っていたが、今年は、行けないだろうと思っていたら、尾瀬への入山自粛のお願いがでており、
鳩待峠までの乗合バス・乗合タクシーは運休しており、駐車場も休業で、鳩待峠は通行止めになっている。また、那須町からも那須岳への登山自粛のお願いが出ている。
緊急事態宣言が全国に拡大され、不要不急の移動自粛要請が出されている。ゴールデンウィークは、登山自粛することとした。山には行けないので、真岡の井頭公園を
散歩して来た。午前９時３０分の西駐車場は６割程駐車していた。３．３ｋｍ周回コースを歩く人が多いが、湖岸の道や、平地林保存区や落葉広葉樹林区などの樹林の中の
遊歩道を歩く人はあまりいない。駐車場から湖岸に降りて、湖岸の道を行く。湖岸の道を離れ椿の花を見て行く。シロヤシオの花が咲いていた。花ちょう遊館（熱帯生態館、
高山植物園）は火曜休館であるが、新型コロナウイルス感染拡大対策のため４月１８日（土）～５月６日（水）園内有料施設の営業休止のお知らせがあった。

ボタン園には牡丹の花が咲いていた。ボタン園の隣にバラ園があるがバラの花はまだ先（５月下旬）である。バラ園から平地林保存区に行くと、ヤマツツジが咲いている。
新緑の平地林保存区にはトウゴクミツバツツジも咲いていた。トウゴクミツバツツジの下にはチゴユリも咲いていた。ミズナラ・ブナ林を行くと、アカマツ保存区になり、その先
は落葉広葉樹林となる。落葉広葉樹林から周回コースを横切って行くと渓流がある。渓流を渡って、ふるさと小道の樹林の道から周回コースを横切り、シャクナゲ園へ行く。
２本シャクナゲの咲く木があった。隣のウメ園を通って、周回コースを横切り、運動広場や軟式野球場の脇の樹林の道を行く。湖岸近くに降りて、湖岸の道を戻る。水鳥や亀
が眺められた。湖を横切る道には、野鳥を撮るのかカメラをセットした人が何人かいた。湖岸の道を戻り駐車場に戻った。午前１１時３０分の駐車場は８割程駐車していた。
井頭公園は樹林の中の道を歩け、シロヤシオやヤマツツジ、トウゴクミツバツツジ、チゴユリが眺められて、少し山を歩いた気分になれるが、駐車場にこんなに多くの車が
駐車するのは不要不急の移動自粛に反するのか疑問に思った。ここを散策することもできないのだろうか。