燧ケ岳２０１５．７．３０～３１

燧ケ岳　２０１５．７．３０～３１

７月３０日　沼山峠休憩所－－沼山峠－－大江湿原－－ヤナギランの丘－－長蔵小屋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．
12:25　　　　　　　12:47　　　　　　1:15　　　　　　　1:43-53　　　　　　　　2:20　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

７月３１日　長蔵小屋－－長英新道入口－－ミノブチ岳－－俎嵓－－燧ケ岳（柴安嵓）－－俎嵓－－熊沢田代－－広沢田代－－御池
　　　　　　　　　6:30　　　　　　　6:45　　　　　　　　9:42-50　　　　10:25　　　　　10:52-11:18　　11:45-12:20　　1:40-45　　　　2:40-45　　　　3:40

天　候　：　晴　れ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メンバー　：　妻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山行形態　：　夏山登山

１日目（７月３０日　晴れ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

燧ケ岳に登って来た。燧ケ岳はいつも日帰りで登っているが、妻は早朝が苦手であるので、ゆっくり出発し、大江湿原を楽しんで
長蔵小屋泊まりとした。御池駐車場は午前１１時半で５割程の駐車であった。御池から沼山峠休憩所までバスに乗る。沼山峠休
憩所からは広い木道の道を歩く。沼山峠までは登りになり、下り始めると沼山峠に着き、樹林の先に尾瀬沼が望まれる。沼山峠
から木道を降りて行くと大江湿原に出る。大江湿原を尾瀬沼畔の長蔵小屋まで高山植物の花を楽しみながら歩く。途中ヤナギラ
ンの丘に寄り、ヤナギランの花を眺め、長蔵小屋の平野家の墓地にお参りして来る。長蔵小屋は前日宿泊予約をした。部屋は、
８人分の２段ベットと８畳程の畳のある部屋で、私達ともう一組の夫婦の４人だけであった。食事の人数からすると５０人程の宿泊
であったようだ。長蔵小屋はお風呂があり、石鹸、シャンプーは使えないが午後４時から入浴することができる。小屋に入る前と
夕食後に、私のお気に入りの長蔵小屋休憩所の先の展望ベンチから燧ケ岳と大江湿原の眺めを楽しんだ。　　　　　　　　　　　．

御池からのシャトルバスの終点沼山峠休憩所。

大江湿原への登山口。

登山口から大江湿原、長蔵小屋まで全て木道。

タカネニガナ

ゴゼンタチバナ

沼山峠付近の木道。

沼山峠から樹林の間に尾瀬沼。

コメバツガザクラ

オニアザミ

ヤマブキショウマ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トリアシショウマ

オオレイジソウ

ミヤマクワガタ

ノハラアザミ

大江湿原に出る。

ワタスゲ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ワタスゲに止まるトンボ

ワレモコウ

ハクサンシャジン

マルバダケブキ

ミズギボウシ

ヒメシャクナゲ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　？？？

大江湿原の木道。

ニッコウキスゲ

シシウド

クルマユリ

ヤナギランの丘のヤナギラン

ヤナギランの丘には長蔵小屋の平野家の墓地がある。

ヘリコプターが長蔵小屋に荷物を運んでいる。

オタカラコウ

ヤナギランの丘の上に燧ケ岳が見えて来た。

尾瀬沼が見えて来る。

モミジカラマツ

コオニユリ

三本カラマツ

尾瀬の表示板

沼尻との分岐。

オニシモツケ

長蔵小屋近く、ニッコウキスゲが多い。

ニッコウキスゲ

　　　　　　　　　　　　　　燧ケ岳　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大江湿原

尾瀬沼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

長蔵小屋休憩所の先の展望ベンチからの眺め。

燧ケ岳、俎嵓の雲が取れた。

大江湿原の三本カラマツ。

長蔵小屋

長蔵小屋の部屋、二段ベットが８人分と８畳程の畳の部屋。ここに２組の夫婦４人の相部屋。

長蔵小屋休憩所の先の展望ベンチの案内。
夕食後夕景色が良いと言う展望ベンチに行く。

水鳥が泳いでいる。

大きな鳥が飛んでいた。

尾瀬沼の夕日は雲が多く見えなかった。

燧ケ岳

大江湿原

灯りが灯る長蔵小屋。

２日目（７月３１日　晴れ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

長蔵小屋の朝食は午前６時からなので、朝食前に朝もやの大江湿原を散策した。長英新道からの燧ケ岳は前半なだらかな道が
続くが、ひどい泥濘の道である。上の方のえぐれた道は木に小石の階段になっていたり、ハシゴがあったりしていくらか整備されて
いた。燧ケ岳山頂の柴安嵓（しばやすぐら）で尾瀬ヶ原の眺めを楽しみにしていたが、雲がかかり全く見えなかった。しばらく待って
雲が流れ霞んだ尾瀬ヶ原を眺めてから俎嵓（まないたぐら）に戻り、長蔵小屋のおにぎりのお弁当の昼食とした。　　　　　　　　　．

俎嵓からの下りは急な沢状のガレ場の下りが続き残雪の残っている所もあった。木道になると熊沢田代の上に出てワタスゲや
キンコウカの咲く湿原になる。タテヤマリンドウやチングルマの実も見られる気持ちの良い眺めである。池塘の脇にあるベンチで
一休みする。そこから少し湿原の中の木道を登り１９８６ｍを越えて、急な石ころだらけの歩き難い道を降りて行く。広沢田代に
出るとワタスゲとキンコウカの湿原になる。始めはワタスゲが目に付くが、後はキンコウカの黄色い花に覆われた湿原になる。
池塘の近くの休憩所で一休みする。ここもとても気持ちの良い所であった。ここからも、石ころだらけの急なとても歩き難い下り
になる。この道は何度か登っており、石ころだらけの登りであった記憶はあるが、これほど下りが歩き難い道であったとは思わ
なかった。木道になり安心したが、それからもかなり御池まで歩かされた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．