鶏頂山２０１２．４．７

鶏頂山　２０１２．４．７

メイプルヒルスキー場入口－－スキー場トップ－－弁天沼－－鶏頂山－－弁天沼－－スキー場トップ－－スキー場入口
　9:00　　　　　　　　　　　　　　10:15　　　　　　　　10:45　　　12:10-35　　　　1:25　　　　　　　1:50　　　　　　　　　2:30
　
天　候　：　雪　一時　晴　れ　　　　　　　　　　　　　　　メンバー　：　単独　　　　　　　　　　　　　　　山行形態　：　雪山登山

天気は冬型で、宇都宮は晴れているが日光の山は雲がかかっている。天気が心配だったが鶏頂山に行くこととした。廃止された
鶏頂山スキー場入口は、２，３台駐車できるスペースが除雪されているので、そこに駐車したが、雪がかなり強く降ってきた。様子
を見るも、止みそうにないので登山を止め戻ることにした。やはり廃止されたメイプルスキー場入口辺りに来ると青空が見え日も
差しているので、メイプルヒルスキー場入口に駐車し、鶏頂山に登ることとする。スキー場トップまでは山スキーで行くつもりであっ
たが、メイプルヒルスキー場から積雪時に登るのは初めてであり、スキー場はかなり荒れていた記憶もあるので、山スキーは止
め登山靴で登ることとした。雪は締まっており、潜らないようだが、スノーシューとアイゼンを持って行く。メイプルヒルスキー場に
は歩いた跡はない。スノーモビルの古い跡がある。歩き初めは青空であったが、スキー場の中間辺りに来ると、雪が激しく降り始
めた。雪は降ったり止んだりで日が差す時もあった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

スキー場トップまで来たが、日光連山は雲の中で見えない。スキー場から樹林の中に入り、道が分からなくなる。少し歩いて、
トレースを見つける。下り気味の道を行き大沼分岐に出る。大沼分岐からは針葉樹林の登りになる。針葉樹林を抜けると弁天沼
に着く。沼は雪の下であるが、小さな祠と鐘がある。鶏頂山の山頂も見える。鶏頂山へのわずかなトレースを行くが、新しい１人の
トレースは消えてしまった。これまでツボ足で歩いてきたが、急な登りになったのでアイゼンを着けた。道がはっきりしなくなるが、
上の尾根に登って行く。尾根に着くと、←御嶽山、鶏頂山→の標識があった。尾根を山頂へ登って行くが、左側は急斜面で雪庇も
あるので、右の樹林通ったりしながら登って行く。山頂の鳥居の脇に「鶏頂山神社頂上一七六五米鶏頂山奉賛会」の標識があっ
た。山頂の神社の先には鶏頂山１７６５ｍの山名版がある。いつもは神社の入口の階段で昼食としていたが、今回は階段が雪に
埋まっているので、ザックの上に腰かけて、カップラーメンの昼食とした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

鶏頂山の山頂からは、釈迦ヶ岳はよく見えるが、日光連山は雲の中であった。山頂から降る時に釈迦ヶ岳の左に明神岳が見え
た。尾根筋を降り、登って来たトレースを戻ろうとしたが、登って来たトレースを見落とし、登って来たトレースが分からなくなって
しまった。尾根を下りすぎたと思って、枯れ木沼方面へ急斜面を降りて行く。尾根を降り過ぎたのだから、左にトレースがあるの
だろうと思いながら下ったが、右側からのトレースに出会った。尾根の下りが足りなかったようだ。枯木沼を通って、針葉樹林を
下り、スキー場の登って来たゲレンデ跡を降りて行く。ゲレンデ跡にはかなりカラマツが大きくなっている。この辺りでもまた雪が
はげしく降ってきた。登る時より１ｃｍ程雪が積もったようだ。車に戻る頃には雪は止み、青空になった。帰る途中の展望台から
は、男体山、女峰山が霞んで見えた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．