日光：半月山２０１２．４．１

日光：半月山　２０１２．４．１

歌が浜駐車場－－狸窪－－半月峠－－半月山展望台－－半月峠－－狸窪－－歌が浜駐車場
　9:15　　　　　　　10:15　　　　11:55　　　　　12:40-1:15　　　　　1:40　　　　　2:25　　　　　　　　3:05
　
天　候　：　晴　れ　後　雪　　　　　　　　　メンバー　：　妻　　　　　　　　　　山行形態　：　雪山登山

天気予報に晴れマークがあるので、日光の中禅寺湖南岸にある半月山に登って来た。歌が浜駐車場のトイレ側には１台も駐車して
いなかった。休日で天気も良いのに山に登る人はいないのだろうか。歌が浜駐車場からは、男体山、奥白根山（日光白根山）、社山
の山々が中禅寺湖を囲むように眺められた。今年は雪が多いが、雪の状況が分からないので、スノーシューをザックに付けアイゼン
をザックに入れて出発した。中禅寺湖スカイラインのゲート前の駐車スペースには４，５台駐車していた。登山者はこちらに駐車して
いるようだ。狸窪（むじなくぼ）までの道路は除雪されているが、雪が融けて凍っているところが多く、妻の足取りが遅く狸窪まで１時
間もかかってしまった。狸窪から雪の上を半月峠へ登って行くが、雪はほとんど潜らないので、ツボ足で歩いて行く。樹林の中のジグ
ザグの雪道を登って行くと１ヶ所中禅寺湖と八丁出島、男体山の展望が開けるところがある。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

展望地を過ぎて、半月峠へ斜面をトラバースする雪道になるが、西方向から南方向になると急斜面を横切るようになるので、ここで
アイゼンを着けた。アイゼンを着けているときに単独行の男性がツボ足で追い越して行った。トラバースの雪道から半月峠へのジグ
ザグの登りになる。後半は半月峠へジグザグをショートカットして登って行く。半月峠から眺める足尾の山の皇海山方面には、雲が
かかっている。半月峠からの登りは、雪の急斜面になっており、ツボ足で登っていた先行者もアイゼンの足跡になっていた。急斜面
の上部から眺める男体山は、山頂に雲がかかってきた。社山や黒檜岳は見えるが、その先の奥白根山方面は、雲に隠れている。
半月山展望台には、途中で追い越して行った単独行の男性が、お湯を沸かしカップラーメンを食べていた。展望台からの中禅寺湖
に突出す八丁出島は見えるが、中禅寺湖の上の男体山は、ほぼ雲に覆われてしまった。展望台の雪が半分残るベンチでテルモス
のお湯でカップラーメンの昼食とした。先行者は降りて行ったが、その後、茶ノ木平から来たという単独行の男性が展望台に来た。

展望台から来た道を半月峠へ戻る。雪の急斜面を慎重に降りるが、妻が転倒してしまった。幸い２，３ｍ下の立木に止まり怪我も
なかったが、立木のない急斜面もあるので気を付けなければならない。半月峠からの下りは樹林の中であり、斜面もそれほど急で
ないので、ジグザグの雪道はショーカットして真っ直ぐ降りて行く。ちょうど、踵で雪を踏み込んで降りて行くことができる。雪が半月
山展望台から降りる頃から降って来たが、半月峠を降る時にはかなりの雪が降ってきた。トラバースの雪道を慎重に行き、ジグザ
グの下りの後半はショートカットして真っ直ぐ狸窪まで降りて行く。狸窪の民宿前の除雪された道路でアイゼンを脱いだ。アイゼンを
脱いでる時に４，５人の社山から来たと思われるグループが通って行った。歌が浜までの除雪された道路は、凍りもほぼ融けて、
雪のない所が多く４０分で戻った。この辺りで雪もほとんど止んできた。歌が浜駐車場に着いた時は、男体山の山頂に雲がかかっ
ていたが、登山靴を脱いで、帰る頃には、男体山の山頂が見えて来た。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．