燧ケ岳２０１１．５．４

燧ケ岳　２０１１．５．４

御池駐車場－－広沢田代－－熊沢田代－－燧ケ岳山頂（俎嵓）－－熊沢田代－－広沢田代－－駐車場

　　7:25 　　　　　8:25-30　　　　9:20-25　　　　　　　　　11:00-50　　　　　　　12:15 　　　　　12:30　　　　　　1:00

天　　候　：　曇　り　　　　　　　　　　　　メンバー　：　単　独　　　　　　　　　　　山行形態　：　山スキー登山

朝早く目が覚め、午前５時に出発予定のところ、午前３時半に宇都宮の家を出た。震災の観光自粛対策として
５月８日まで無料となっている日光宇都宮道路を通り今市から鬼怒川温泉の同じく無料となっている鬼怒川有料
道路、龍王峡ラインを通り桧枝岐に向かった。桧枝岐には午前６時に着いたが、御池への道路は午前７時まで
七入で通行止めとなっていた。七入のゲート前で１時間程待って、午前６時５０分にゲートが開き、２番目に御池
に行ったが、御池駐車場には前日からの車が３０～４０台程駐車していた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

駐車場脇からスキーにシールを貼ってスキーで歩いて行く。広沢田代への急斜面をジグザグに登って行く。
一汗かいて広沢田代の先で一休みする。少し風があり寒い。熊沢田代へは手前の１９８６ｍピークに登ると少し
下ることになり、シールを付けたまま下るのも、シールを外して滑りまた付けるのも面倒なので熊沢田代への登り
は最近、左を巻いて登ることにしている。針葉樹林が切れる辺りを目途に急斜面を登り、左に巻いて行くが、
あまりはっきりしたトレースはない。かなり上を行くスキーヤーが見えたが、私の高さが下りもなくほぼ良かった。
熊沢田代に来ると、燧ケ岳が見えてくる。熊沢田代の先の少し登ったところで、一休みする。　　　　　　　　　　．

山頂への急斜面を登る。割とシールが効いて、登っていける。それほど締まっても、緩んでもおらず、滑りにも
いい雪の状態である。それでも少し苦労しながら登る。山頂下の平らな雪面にスキーを置いて、山頂に登る。
山頂は岩が出ており、風があって寒い。真っ白な尾瀬沼、芝安嵓の山頂と尾瀬ヶ原を眺め、岩陰で風を避け
カップラーメンの昼食を食べる。越後駒ヶ岳は雲に隠れ、平ヶ岳が雲間に見える。尾瀬沼の上の日光連山も
霞んでおり、写真にならない。山頂下のスキーを置いた平らな雪面で登山者が休憩していた。　　　　　　　　．

スキーのシールをはがし、兼用靴のバックルを締め、スキーを履く。山頂下の急斜面は、度胸がなく１，２ターン
で止まっては、左へ行く。雪質は良く、氷片がカラカラと音を立てて落ちていく。中間を左に行った斜面が傾斜も
緩み私には滑りやすい。ここでターンを繰り返し、シュプールを写真に撮る。熊沢田代からは、登って来た巻道
へと右に行く。急斜面は斜滑降と横滑りで降りて行く。広沢田代は、平なのでスケーティングしながら行く。広沢
田代下の急斜面も、斜滑降と横滑り中心で、樹林の中なので安全に降りて行く。駐車場に戻り、雪の壁にスキー
を立て掛け雪を溶かし、雪の上でコーヒータイムとした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

桧枝岐の先の水芭蕉は咲いていたが、すぐ上には残雪があり、桜の木はまだ花が咲いていなかった。鬼怒川
有料道路を抜けると道路が渋滞していた。小佐越方面に左折し、国道を行き、大沢に行って、日光宇都宮道路
に入り、日光宇都宮道路も渋滞はしていないが、かなり混んでいるので、徳次郎で降りて大谷を通って帰った。
連休は、道路の空いている燧ケ岳に山スキーに行っているが、有料道路の無料が効いているようで渋滞した。