八方ヶ原滝と氷２０１１．１．２３

八方ヶ原滝と氷　２０１１．１．２３

学校平駐車場－－雷霆の滝－－咆哮霹靂の滝－－スッカン橋－－スッカン橋下－－雷霆の滝－－駐車場
　9:50　　　　　　　10:50-11:00　　　　11:25-35　　　　　　　12:10　　　　　12:15-40　　　　　　1:20　　　　　　2:50

天　候　：　晴　れ　　　　　　　　　　　　　　　メンバー　：　妻　　　　　　　　　　　　　　　山行形態　：　冬山登山

雪の八方ヶ原に行って来た。学校平から大間々・八海山神社まで登って来るか、雷霆の滝・咆哮霹靂の滝に降りて
来るか考えたが、滝が凍っていないか見てくることにした。滝は凍っていなかったが、雄飛の滝へ行くスッカン橋の手前
のスッカン沢右岸の岩壁に氷柱、氷壁が出来ていて見事であった。この氷柱、氷壁の情報は無かったが、秋に来て、
この岩壁に水滴が落ちており、冬には氷柱、氷壁が出来るだろうと予想して来たが、見事に的中し大満足であった。

八方ヶ原の学校平への道は、除雪車がいて雪はあまりなかった。学校平の駐車場は除雪されておらず、２０ｃｍ程の
積雪のところに駐車していた。トイレ側の駐車スペースにスノーモービルを積んできた車が何台か駐車しており、圧雪
されていたので、こちらに駐車した。トイレは冬期閉鎖されており、入口にあった簡易トイレも、施錠されて使えない。

学校平の駐車場は除雪されておらず、積雪のところに駐車する車があった。

トイレ側の駐車スペースにスノーモービルを積んできた車が止まっていた。

トイレ脇の、雷霆の滝（らいていのたき）へ行く道は、トレースがあるので、スノーシューとワカン（わかんじき）
は着けずにザックに付けて歩き出した。スノーシューのトレースの雪道は、しばらくは、なだらかで歩き易い。
桜沢が近づいて来ると下り坂になるが、雪道の下りは踵が雪に食い込み快適に歩ける。　　　　　　　　　　．

登山道入口の東屋とベンチに積もる雪

トレースのある雪道

樹林の雪

山の神の石碑

桜沢が近づいてくる。

柵に積もる雪

雷霆の滝（らいていのたき）

雷霆の滝はほとんど凍っていない。

ワカンとスノーシューをザックに付けて歩く。

桜沢に架かる橋

咆哮霹靂の滝（ほうこうへきれきのたき）

左側の滝

右側の滝

咆哮霹靂の滝は左右２つに分かれている。咆哮霹靂の滝のすぐ先で、スッカン沢を渡る橋になる。橋の
たもとに通行止の看板があり、塩原温泉へは行けない。通行止になってかなり経つ。橋の中央に行き、
スッカン沢の上流を眺めると左岸に大きなつららが見える。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

スッカン沢を渡る橋、右下に通行止の看板

橋の下で桜沢とスッカン沢が合流し鹿股川（かのまたがわ）となる。　　　　　通行止の看板　　　　　　　　．

橋の上からスッカン沢上流を眺めると、つららが見える。

スッカン沢左岸のつらら

咆哮霹靂の滝から戻り雄飛の滝分岐から雄飛の滝方面に向かう。尾根を越す登りで、先に歩いていた２人が
上で待っていてくれた。一人がスノーシューでもう一人が金属製のワカンを履いていた。他には誰とも会わなかっ
たので、この二人がトレースを付けていてくれたようだ。「氷がきれいですよ」と声をかけてくれた。スッカン沢へ
降りる木の階段に来ると、岩壁に氷の柱が見られる。雪の詰まった階段を降りて行くと、スッカン沢右岸の岩壁
に３つの氷壁が現れる。秋には水滴が落ちていた所だ。見事な氷柱、氷壁となっている。　　　　　　　　　　　　．

雄飛の滝分岐を雄飛の滝方面に行く。

尾根上からの雪景色

岩壁に氷柱が現れる。

スッカン沢へ降りる木の階段

階段は雪が詰まっているが、かかとで踏み込める。

スッカン沢右岸岩壁の最初の氷柱

スッカン沢右岸岩壁の三つの氷柱、氷壁

スッカン沢右岸岩壁の２番目の氷柱

スッカン沢右岸岩壁の３番目の氷柱

スッカン沢右岸岩壁の３つの氷柱を見て、先のスッカン橋に行き、橋の中程まで行くと、スッカン沢上流の
岩壁に、３段の大きなつららが望まれる。遠望であるが、かなり迫力がある眺めである。橋を戻り橋下の
岩の雪をどけて、シートを敷きスッカン沢右岸岩壁の氷柱、氷壁を眺めながら、テルモスのお湯でカップ
ラーメンの昼食とした。目の前の、氷柱、氷壁は、見ごたえがあった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．