奥白根山２００９．１１．２３

奥白根山（日光白根山）　２００９．１１．２３

菅沼駐車場－－－－弥陀ヶ池－－－－奥白根山－－一－－弥陀ヶ池－－－－菅沼駐車場
　9:20　　　　　　　　11:00-25　　　　　　12:45-1:05　　　　　　　　2:00-20　　　　　　　　　3:35

天　候　：　晴　れ　　　　　　　　　　メンバー　：　単　独　　　　　　　　　山行形態　：　雪山登山

宇都宮から眺める奥白根山（日光白根山）も真っ白くなっているので、雪山登山に出かけた。先週も行ってきたが
雪はほとんどなかった。天気予報では曇り後晴れであったのでゆっくり出かけたが、朝から晴天で、出かける時に
は、日光連山もはっきり見えていた。男体山などの高い山は山頂付近が霧氷のようで白く輝いているので、いろは
坂の登り口や明智平によって男体山の写真を撮ったり、中禅寺湖畔で奥白根山の白く輝く姿の写真を撮ったりし
て遅くなってしまった。金精トンネルまでは路面に雪はなかったが、金精トンネルを過ぎて群馬側になると路面に少
し雪が現れる。タイヤはスタッドレスであるが、慎重に走る。菅沼の駐車場は４，５ｃｍの積雪で3台止まっていた。
車の外気温はマイナス1度でそれ程寒くない。半袖の下着に、冬用の登山シャツで、フリースは着ずに歩き始めた。

積雪は４，５ｃｍと少ないが、雪景色は気分がすっきりする。樹林の登りも２，０００ｍ辺りに来ると針葉樹に雪が積
もって雪景色を楽しませてくれる。積雪は１０ｃｍ程度。途中の展望が開ける所から眺める、根名草山や温泉ヶ岳
（ゆせんがたけ）の山頂付近は霧氷か白く輝いている。積雪は少ないが、針葉樹林の雪景色はきれいである。
弥陀ヶ池は全面凍っていた。弥陀ヶ池の先に奥白根山が良く見える。少し遅いので太陽が近くて逆光気味になる。
弥陀ヶ池に一人登山者がおり、降りて行った。弥陀が池で風が出て来たので、ジャケットを着る。少し登って稜線
に出ると風も強まって来たので、オバーズボンを着てアイゼンを付けていたら20分ほど時間がかかってしまった。

積雪は２０ｃｍほどで、歩きやすい。凍りついた弥陀ヶ池や五色沼を見下ろしながら登って行く。霧氷がきれいで
ある。奥白根山の北斜面は日が差さない。雪の積もったガレ場を登ていると、上から3人が降りて来た。今日出
合ったのは弥陀ヶ池で会った登山者を入れて4人だけであった。ガレ場を登りつめて岩場に取り付くと、岩尾根を
乗越し、日の差す、斜面を登って行く。北峰から北の燧ケ岳、会津駒ケ岳、平ヶ岳、至仏山、上越国境の山や、
東の日光連山（太郎山、女峰山、大真名子山、男体山）と中禅寺湖を眺める。山頂へは一旦鞍部に降りて登る。
山頂から燧ケ岳をバックに山頂標識を写す。南側の山頂標識の下の寒暖計は、マイナス７度であった。山頂の
岩陰で風を除けると、手袋をしないでカップラーメンが食べられた。日差しがありあまり寒くなかった。　　　　　　．

山頂から来た道を戻った。アイゼンを付けた下りは、歩きやすい。北斜面の下りは、燧ケ岳、至仏山などを眺
めながらの快適な下りである。弥陀ヶ池の西は奥白根山に日が陰っており、東側の日の当たるところでコーヒー
を飲みながら一休みした。時間も遅く誰もいない静かな雪山である。アイゼンをはずし、オバーズボン、ジャケット
を脱いで、山を降りた。菅沼の駐車場には、私の車だけであった。帰りの道は、群馬側も路面に雪はなかった。

いろは坂入口トイレ駐車場からの男体山

明智平からの男体山

中禅寺湖畔から眺める奥白根山

菅沼駐車場

登山口の林道

積雪は５ｃｍほど

山の上は霧氷なのか、白く輝いている

雪道

針葉樹に積もる雪

展望の開けた所から眺める根名草山、温泉ヶ岳

日の差す高い木の雪

すっかり雪景色の木々

雪に覆われた木々でも積雪は２０ｃｍほど

弥陀ヶ池と奥白根山

全面凍りついた弥陀ヶ池と奥白根山、太陽が近い

弥陀ヶ池の対岸は霧氷に輝いている

霧氷に輝く木々

弥陀ヶ池から座禅山鞍部への登り

座禅山鞍部からの弥陀ヶ池と霧氷の山

五色沼と前白根山、左奥に女峰山、大真名子山が見える

霧氷の木々

霧氷

奥白根山北斜面

奥白根山北斜面を登る

燧ケ岳

至仏山と上越国境の山々

ザレ場の登り

岩場への登り

岩尾根を乗越すと日が差す

北峰への登り

岩に張り付く氷（えびのしっぽ）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　武尊山　　　　　　　　　　　　　至仏山　　　　　　四郎岳

北西の眺め

燧ケ岳　　　　　　　　　　　会津駒ケ岳　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．
　燕巣山　　　　　鬼怒沼　　　　　　　根名草山　　　　　　　　　　温泉ヶ岳　　　　五色山
丸沼　　　　　　　　　菅沼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．
弥陀ヶ池　　　　　　　　　　．

北東の眺め