女峰山２００９．１０．１０

女峰山　２００９．１０．１０

霧降高原駐車場－－赤薙山－－赤薙山奥社跡－－一里ヶ曽根－－女峰山頂上－－水場－－霧降高原駐車場
　6:00　　　　　　　7:45　　　　　　　　8:35　　　　　　　　　9:15-20　　　10:35-11:00　　11:55-12:15　　　　2:40

天　候　：　曇　り　　　　　　　　　　　　　　　　　メンバー　：　単　独　　　　　　　　　　　　　　　山行形態　：　秋山登山

天気が曇りであったが、霧降高原から女峰山に登って来た。前回（9月21日）女峰山に登ったとき長野から来た人が
赤薙山が標高２０１０ｍで来年の西暦と同じ山であるとの話をしていたので、赤薙山にも行ってみようと思っていた。
午前5時過ぎの日光宇都宮道路は奥日光の紅葉時期でかなり車が走っていたが、一番上の霧降高原駐車場には
1台しか止まっていなかった。霧降スキー場の上に赤薙山が見える。スキー場脇の、樹林の中の道を登って行く。
木々は紅葉している。霧降スキー場の上からは笹原の登りになる。笹原の中に色づいたツツジが多くなってくる。
焼石金剛に来ると赤薙山に行く笹原の斜面の緑がきれいだ。真っ赤な紅葉も多くなってくる。樹林の中の急登にな
り赤薙山に到着する。赤薙山神社の鳥居と石の小さな祠、赤薙山２０１０ｍの標識がある。山頂は樹林の中で展望
はない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

赤薙山からは、割と険しい尾根伝いの登り降りとなる。一山越して赤薙山の奥社跡に着く。奥社跡から下り上り返
して２２０９ｍに登る。ここからは一里ヶ曽根のなだらかな道が続く。雰囲気のいい道であるが、平坦な道が30分近
く続くとちょっとうんざりする。一里ヶ曽根の独標に着く、独標は樹林が切れて展望の良い所なのだが、雲に覆われ
視界がない。雲も取れそうに無いので戻ろうかと迷ったが、前後して歩いてきた後続の2人が「おさきに」と先に行っ
たので、女峰山に向かった。少し降ってなだらかな道になる。途中水場が登山道から１００ｍぐらいの所にあり、管
から水が流れていた。雨かと思ったら、氷が落ちていた。女峰山の登りになり雲が切れて来ると、霧氷の木々が
女峰山の北斜面を覆っている。登山道の近くは、葉を落とした広葉樹の木々に氷が張り付いており、素晴らしい
景色に出会った。予想していなかった、景色に感動である。急斜面を登り、ハイマツの中を登って、女峰山に着く。

女峰山には、5，6人が休んでいた。帝釈山へ行く稜線の途中から雲に覆われて展望が無かったが、雲が流れて
大真名子山の北側から、小真名子山、帝釈山、奥白根山が見えた。しかし、すぐにまた雲がかかってしまった。
女峰山頂上から北の斜面を覗くと、霧氷の木が見える。志津乗越、馬立方面から登って来た登山者は、ここで初
めて見る霧氷のようで、気が付かない人も多い。霧氷の先に雲が流れてきて、太陽が照った時、ブロッケンが現
れた。霧氷の上に虹の輪が見える。雲が薄く、虹も薄いので写真には写らない。太陽もすぐ雲に隠れて虹は見え
なくなってしまった。雲の切れるのを待ったが、雲も取れそうに無いので、山頂を後にした。　　　　　　　　　　　　．

降って行くと、あられが降り出した。水場の所の、樹林の下で、カップラーメンの昼食とした。一里ヶ曽根の独標
に着く頃にはあられが雪になりかなり激しく降ってきたが、しばらくして止んだ。登りでは3人しか会わなかったが、
下りでは９，１０人にすれ違った。唐沢小屋泊まりなのだろうか。スキー場脇の下りで雨に降られた。スキー場の
リフトが動いているようで、間もなく運行を中止する旨アナウンスをしていた。傘を差して20分程で車に着いた。
駐車場には4，5台の車が止まっていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．