会津駒ケ岳２００９．７．１９

会津駒ケ岳　２００９．７．１９

会津駒ケ岳登山口－－水場－－展望台－－駒大池－－会津駒ケ岳－－駒ノ小屋－－水場－－登山口
　7:30　　　　　　　　　　　9:00　　　10:00-10　　10:35-40　　　11:00-12:00　　　12:20-25　　1:25-30　　　2:35

天　候　：　晴　れ　一時　雨　　　　　　　　　　メンバー　：　単　独　　　　　　　　　　山行形態　：　夏山登山

会津地方の天気予報は曇り一時雨とあまり良くなかったが、この時期の会津駒ケ岳はハクサンコザクラの
花に出会えるかと思って出かけた。登山口の林道の駐車スペースは混むので、宇都宮から東北自動車道で
西那須野塩原ICまで行って、塩原温泉、山王トンネル、中山トンネルを通って桧枝岐に行った。会津駒ケ岳
登山口まで約２時間半である。東北道を行くことで、約３０分の短縮である。早朝の東北道はまだ渋滞なし。
登山口林道には、車を整理している人が居て、登山口の３００ｍ程手前の、路肩の駐車スペースに誘導され
る。登山口は、木の階段になっており、登山者カード入れが設置されている。　　　　　　　　　　　　　　　　　．

登山口からは、樹林の中の少し急な登山道になる。会津駒ケ岳はこの最初の急な登りをゆっくり登るのが
コツである。後は比較的なだらかな登りになるが、最初の急登でバテテしまう人が多い。１時間３０分程で、
中間点の水場に来る。水場は左に少し降りた所にある。今回は行かなかった。水場から徐々に針葉樹の
登りとなり、道端にマイズルソウ、ゴゼンタチバナ、ミツバオウレンの白い小さな花が咲いている。イワカガミ
やイワハゼ、ウラジロヨウラク、ベニサラサドウダンの赤い花が現れると樹林帯を抜けて湿原に出る。湿原
の入口にある展望台からは、会津駒ケ岳のなだらかな山頂と右に続く稜線、左に駒ノ小屋への稜線が、
素晴らしい展望を提供してくれる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

展望台からは、湿原のワタスゲやイワイチョの花を見ながら、木道を歩く。左には燧ケ岳や至仏山が眺めら
れる。駒ノ小屋への湿原には、イワイチョウ、チングルマ、コバイケイソウの花が眺められた。駒ノ池には大勢
の登山者が休んでおり、駒大池手前にハクサンコザクラの群生、駒大池の先には会津駒ケ岳といい眺めの
所であった。駒大池で一休みして、会津駒ケ岳山頂を目指す。山頂は樹林に囲まれあまり人はいなかった。
山頂から中門岳方面に行き、山頂下の雪渓近くで、昼食休憩した。燧ケ岳、至仏山、平ヶ岳、中ノ岳、越後
駒ケ岳と、中門岳から会津朝日岳、坪入山、三岩岳の山稜が眺められる。近くの湿原にはハクサンコザクラ
の、赤紫の群落も眺められる。至福の気分をゆったりと満喫する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

青空も黒い雲に覆われるようになり、下山する。駒ノ小屋のトイレに寄る。トイレの案内標識はない。駒ノ小屋
には、不親切な印象しかない。下りは、あまり写真も撮らず、降りて行く。登山口の階段に降りる頃に雨が降り
出した。傘を差して車に戻り、車を出発する頃から雨が強くなった。下りの林道を歩く登山者が多かったが、
強い雨で、車の近づくのに気が付かず、徐行して登山者が気付くのを待った。アルザの温泉に入り、帰りは、
鬼怒川温泉を通って、今市から日光宇都宮道路で帰った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．