会津駒ケ岳２００９．５．９

会津駒ケ岳　２００９．５．９

滝沢登山口－－水場付近－－駒ノ小屋下－－山頂－－駒ノ小屋下－－水場付近－－滝沢登山口
　7:50　　　　　　9:00-30　　　　10:40-50　　11:20-12:30　　　1:00　　　　　　　1:45-50　　　　　　2:45

天　　候　　：　　晴　れ　　　　　　　　メンバー　　：　　単　独　　　　　　山行形態　　：　　ショートスキー

天気が良いので、会津駒ケ岳に登って来た。下の方は雪がないので、ショートスキーを持って行った。
宇都宮から塩原温泉を通り、桧枝岐の滝沢登山口へ行く。夏と同じように滝沢登山口の階段下まで車
が入り、駐車することができた。５台ほどの駐車であった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

ショートスキーをザックに付けて担いで行く。登山口に設置された登山カード入れに、登山者カードを
入れて行く。全く雪のない道である。オオカメノキの花が咲いていた。ヘリポート辺りにはコブシの白い
花が咲いている。鶯の声も聞こえこの付近は春の山である。１５００ｍ付近から雪が出てくる。やがて
一面雪に覆われる。少し雪の上を歩き、水場辺りで倒木があったので、倒木に腰掛けて一休みする。
ここでショートスキーにシールを貼って履くが、思いの他時間がかかり、休憩を入れて３０分程かかっ
てしまう。ショートスキーで歩き出すが、クライミングサポートがすぐ倒れてしまい使い物にならない。

急斜面で３ｍ程滑り落ちる。その時は、気が付かなかったが腕が痛いので見てみると、１５ｃｍぐらい
の擦り傷ができていた。その後は、それ程の急斜面もなくクライミングサポートなしでも登って行けた。
左に燧ケ岳が見えてくる。先週登った山である。右には、会津駒ケ岳が見えてくる。右に大戸沢岳方面
の稜線と左に駒ノ小屋への稜線を従えたなだらかな山である。駒ノ小屋の下で一休みし、駒ノ小屋へ
は行かず、山頂に向けてトラバースして行く。山頂までなだらかで、ショートスキーで登って行く。　　　．

山頂には、夫婦連れの２人が休んでいた。山頂まで１０人程の登山者と会っただけの静かな山であっ
た。山頂標識で写真を撮り、中門岳方面の斜面に行き、燧ケ岳から至仏山、平ヶ岳、中ノ岳、越後駒
ケ岳の白い山並みを眺め、中門岳の純白の山稜と、坪入山、三岩岳の山稜を眺めながらカップラーメ
ンの昼食とする。こちらの斜面にはトレースが全くない。会津駒ケ岳山頂からは、樹林の陰でこの景色
は見えないが、他の登山者は来ていないようだ。山頂に戻ると、誰もいなかった。ショートスキーの
シールを剥がして、踵を固定し滑降モードにして、滑り降りる。緩斜面であるが、ショートスキーは、
安定せず、思うように滑れない。少し下の、より緩斜面になり、少しショートスキーにも慣れて、ターン
が連続するようになる。シュプールを写しながら降りて行く。駒ノ小屋には寄らず、駒ノ小屋下へトラ
バースして行く。４人の登山者が登って来る。滑りを見せようと滑り、こけてしまう。　　　　　　　　　　．

駒ノ小屋下で、ショートスキーは、ザックに付ける。とても、不安定なショートスキーでは、樹林の中は
滑れない。山頂と駒ノ小屋下のコースタイムは、登りもショートスキーでの下りも同じようなものであっ
た。下りでは、次々と登って来る登山者に出会う。登りでは１０人ほどの登山者しか見かけなかった
が、下りでは２０人ほどの登山者と出会った。下りで、一人ショートスキーの登山者に出会った。
上の滑りはどうですかと聞かれたので、いい滑りでしたよと答えてすれ違った。残雪の下りは、踵が
５ｃｍぐらいの沈み込みでとても歩きやすかったが、雪が消えての、山道は、少ししんどかった。登山
者カード入れに、下山届けを入れて山を後にした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．