燧ケ岳＜山スキー＞２００８．５．６

燧ケ岳＜山スキー＞　２００８．５．６

熊沢田代手前からの燧ケ岳

御池－－広沢田代－－熊沢田代－－燧ケ岳（俎嵓（まないたぐら））－－熊沢田代－－広沢田代－－御池
　7:40　　　　8:40-45　　　　9:40-50　　　　　　　　　11:10-12:10　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1:10

天　候　：　晴　れ　　　　　　　　　　　　　　　メンバー　：　単　独　　　　　　　　　　　　山行形態　：　山スキー

御池の駐車場は、約２０台ほどの駐車で、ガラガラに空いている。スキーにシールを着けて歩き出すが、かなり
雪が締まっている。広沢田代への急斜面は、歩きではアイゼンがないとちょっと登れない。日陰は表面が凍って
いる。広沢田代から熊沢田代への急斜面を登ると、西に、越後駒ケ岳と中ノ岳の白い山並みが樹林の先に見
えてくる。熊沢田代の手前で燧ケ岳を眺めながら一休みする。熊沢田代へは、シールを着けたスキーで滑り降り
る。熊沢田代から針葉樹の中を登り、樹林を抜けて、頂上へ続く雪の斜面を登り出すと、風が強くかなり寒い。
白樺の木の幹の風の当たる面には、氷が張り付いている。雪面も急で、表面が凍っており、スキーのシールも
あまり効かず、スキーのエッジを立てて横に登って行く。山頂下の雪面に、スキーを立てて、山頂の雪のない
岩場に登る。俎嵓（まないたぐら）の頂上は、石の祠があるだけで山頂標識はない。　　　　　　　　　　　　　．

燧ケ岳の俎嵓（まないたぐら）の頂上は２３４６ｍで、隣の柴安嵓（しばやすぐら）が２３５６ｍで１０ｍ程高く、
柴安嵓に山頂標識がある。俎嵓の山頂の岩場で、凍りついた尾瀬沼を見下ろしながら、カップラーメンの昼食
とする。隣の柴安嵓の左に、尾瀬ヶ原と至仏山が見える。柴安嵓の右には平ガ岳、中ノ岳、越後駒ケ岳、荒沢
岳の白い山並みが見える。尾瀬沼側のミノブチ岳との間の雪面をスキーを担いだ登山者が２人登ってくる。
山頂で、食後のコーヒーも飲んで、ゆっくりした後、会津駒ケ岳を眺めながら、山頂直下の急斜面を滑り降り
る。少し前に１人滑り降りていっただけで、誰もいない。樹林近くまで滑り降りて来ると、登って来る登山者が
２人ほどいた。熊沢田代までは、樹林の中を快適に滑り降りる。熊沢田代から、スキーを脱いで少し登り返し
樹林の急斜面を降りる。樹林の急斜面は、斜滑降、横滑りで慎重に降りる。広沢田代のなだらかな雪原を
滑り、広沢田代からの、樹林の急斜面は、斜滑降と横滑りで降りていく。急斜面を降りると、間もなく駐車場
に着き、終了する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．