日光：戦場ヶ原・小田代原・西ノ湖２００７．８．１１

日光：戦場ヶ原・小田代原・西ノ湖　２００７．８．１１

小田代原のホザキシモツケの群生

竜頭滝－－戦場ヶ原－－泉門池－－小田代＝＝西ノ湖入口－－西ノ湖－－千手ガ浜－－竜頭滝
　　　　　8:00　　　　　　　　　　　　　9:30-35　　10:20-40　　　 10:55　　　　11:20-50　　　12:35-40 　　　14:00　　　．　

天　　候　　：　　晴　れ　　　　　　メンバー　　：　　長女、次女　　　　　　山行形態　　：　　ハイキング

お盆休みで長女と次女が帰って来たので、奥日光のハイキングにさそった。妻とは昨年歩いたコース
なのだが、妻は足が痛いのでパスした。ホザキシモツケの花も楽しめるだろうと戦場ヶ原・小田代原に
出かけた。車を竜頭滝手前のいつもの駐車場に止める。２台しか止まっていなかった。この時間（午前
８時前）は竜頭滝駐車場もまだかなり空いているが、日中は観光客の車で混むので、登山者の長時間
駐車は避けたいものだ。この日も帰りには、満車であったが山帰りの登山者の駐車が見受けられた。

竜頭滝の眺めを楽しみながら、滝の脇の道を登り、竜頭滝上からカラマツ林の道を歩く。赤沼分岐を
赤沼方面に少し行くと、左へ湯滝方面へ入る。木道の道となり、右側は樹林越しの戦場ヶ原、左側に
は湯川が流れる。湯川には時々釣り人が釣りをしているのが眺められる。木道沿いにはホザキシモ
ツケの花が咲いている。湯川沿いにはホザキシモツケの群生地も見られる。右側の樹林が切れて
広大な戦場ヶ原と、戦場ヶ原を取り囲む男体山、大真名子山、小真名子山、太郎山、山王帽子山、
三岳、温泉ヶ岳、外山の山々が眺められる。また、樹林の道となると間もなく、小田代原への道を分
け、泉門池（いずみやど）に着く。その手前のベンチで一休みする。風が涼しくとても気持ちが良い。

少し戻り、小田代原へ向かう。樹林の道で、少しアップ、ダウンがある。小田代原は鹿除けの電気柵
が張られており、通路は回転式の扉になっている。この電気柵により、小田代原の植物が回復し、
花が見られるようになったとのこと。トモエソウ、ハンゴンソウ、クルマバナ、キツリフネ、ワレモコウ、
イブキトラノオ、ヨツバヒヨドリ、ハクサンフウロ、コオニユリなどの花と、ホザキシモツケ、アザミの
群生が見られた。小田代原からは、西ノ湖入口まで低公害バスに乗る。西ノ湖への道もカラマツ林
の涼しい道である。西ノ湖は西浜へ行って、コンビニ弁当のお昼とした。西ノ湖の水がかなり少なく
いつもは樹林からすぐ水際であるが、２０ｍほど水辺が後退し、西浜から湖岸を歩いて戻ることが
できた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

西ノ湖から柳沢の吊橋を渡って右へ、千手ヶ浜への歩道を歩く。ここも樹林の中の気持ちの良い
道である。　千手ヶ浜手前にはマルバダケブキの群生があり、黄色の花が群落を作るところだが
まばらに咲いている程度であった。　中禅寺湖の湖岸で、男体山と湖を眺めながら一休みする。
千手ヶ浜からは湖岸の道を竜頭滝へ戻る。　１時間程のなだらかな歩きと思っていたが、湖岸の
急斜面を横切る道で、少しアップダウンもあり次女には少ししんどい道であったようだ。　下界の
猛暑を忘れ、涼しい風を浴びながらのハイキングを楽しんだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．