日光：大真名子山・小真名子山　２００４．１１．１３

志津乗越－－大真名子山－－鷹の巣－－小真名子山－－富士見峠－－馬立－－志津乗越
7:40　　　　　 9:10-35　　　　 10:10-20　　 10:55-11:20　　 11:55-12:30　　 1:30　　　　2:30

天　　候　：　晴　れ　　　　　メンバー　：　単　独　　　　　山行形態　：　秋　山　登　山

天気が良いので日光の山にでも登ろうと出かけた。コンビニで食料を購入し、今市の大谷川の
駐車場で日光連山を眺めながら朝飯を食べる。ちょうど朝日が当たるところで、男体山、女峰山
がモルゲンロートに染まっている。何処に登ろうかと考えながらいろは坂を登る。中禅寺湖の脇
を走る道路からは奧白根山もすっきり見える。戦場ヶ原からは男体山、太郎山はすっきり見える
が奧白根方面には少し雲があるので、志津乗越に向かう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

志津乗越には３台の車が止まっていた。この時期では、車を止める場所を心配することはない。
しばらく振りに大真名子山に登ることとする。登りは樹林の中で展望はない。１時間程登ると稜線
に出て西側の展望が開ける。男体山から戦場ヶ原、奧白根山がすっきり眺められる。西側がよく
見えるが、冷たい風も吹き付ける。千鳥返しの岩場を過ぎると間もなく頂上に着く。山頂には御嶽
神社と座王権現の青銅像が建っている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

大真名子山頂からは、南に男体山、西に奧白根山、北に太郎山、小真名子山、女峰山、東は
雲海の大展望である。昨日の雨で今日は山々がくっきり見える、そんな山頂にただ一人、なんと
いう贅沢であろう。ゆっくり、のんびり、山を眺める。腰を上げて小真名子山へ向かう。鷹の巣へ
の下りも記憶ほど悪い道ではない。霜柱に先行者１人の足跡がある。大真名子山と小真名子山
の鞍部の鷹の巣でまた一休み。針葉樹に囲まれた、少しの空き地で、気分のいいところである。

鷹の巣から小真名子山への急な登りになる。結構きつい登りである。小真名子山頂上は樹林で
展望がない。少し先へ行くと、電波の反射板の大きな鉄塔が建っており、回りに木がなくて展望
がよい。ここで、また、ゆっくり山を眺めて一休み。北の福島県境の山は雲がかかり雪か樹氷で
白くなった山頂が雲間に見えた。足下の地面は霜柱に覆われている。秋ももうすぐ終わり、冬が
近づいている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

小真名子山から富士見峠へ下る。富士見峠から登ってきた単独行の登山者と会う。今日始めて
出会う登山者であった。ここはガレ場の急な下りである。かなり下ったところで、振り返り写真を
撮っていると、下ってくる単独行の登山者が見えた。富士見峠に着くと、反対側の女峰山方面か
ら５人の登山者が降りてきた。小真名子山から降りてきた単独行の登山者は９時半に志津を
出て２時間半でここまで来たと言って、女峰山に登って行った。私はここでいつものカップラーメン
と、いなり寿司の昼食とした。　女峰山は止めて、のんびり休み、林道を志津に戻ることとした。
また一人小真名子山から降りてきて女峰山に登って行く人がいた。　　　　　　　　　　　　　　　　．

林道下りも２時間は、結構疲れるものである。女峰山は時々雲がかかるが馬立まではその姿を
見せてくれた。馬立から志津までには２人連れと単独行の登山者とすれ違った。今夜は唐沢小屋
に泊まるのだろうか。男体山はすっかり雲に隠れてしまったが、大真名子山は姿を現している。
志津乗越から帰る車では、５人の登山者とすれ違った。志津小屋に泊まるのだろうか。小屋泊ま
りの登山者も、結構多いようだ。でも、明日の天気予報は、雨なのだが。帰りのいろは坂の紅葉
は終わっていたが、日光市内は混んでいるようなので、清滝から小来川を通って帰った。小来川
辺りは紅葉がきれいだった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．