那須：三本槍岳２００４．１０．０２

那須：朝日岳・三本槍岳　２００４．１０．２

沼原－沼原湿原－姥ヶ平－牛ガ首－峰ノ茶屋－朝日岳－三本槍岳－熊見曽根－姥ヶ平－沼原
6:50　　 7:00-10　 8:30-9:00　 9:30　　　 9:55　　　 10:25-35　 11:35-50　 12:35-1:30　　 2:40　　 3:50

天　　候　：　晴　れ　　　　　　　　メンバー　：　単　独　　　　　　　　山行形態　：　秋　山　登　山

１０月になり那須の姥ヶ平の紅葉を見に行ってきた。今年は９月の気温が高く紅葉が遅れているとの
新聞記事があった。姥ヶ平の紅葉は、盛りの時や終わってしまった時に行ったことがあるが、始まり
の時に行ったことがないので、どんなものか試しに行って来たが、天気も良く、楽しむことができた。

最近には珍しく早起きでき、まだ暗い５時頃に家を出た。夜明けの道を走り、７時前に沼原駐車場
に着いた。まだ１０台程しか駐車していなかった。天気は快晴で、沼原調整池の先に、大佐飛山の
山並みが見える。いつものように沼原湿原に降りて流石山、大倉山の眺めを楽しむ。白笹山は、
朝日の逆光となり写真にならない。沼原周辺はまだ紅葉の気配もない。姥ヶ平へと急ぐ。三斗小屋
温泉分岐手前の展望地から眺める姥ヶ平と、茶臼岳から朝日岳、隠居倉への稜線の下も、あまり
紅葉していない。展望地のすぐ先の木々が赤く色づいているだけであった。　　　　　　　　　　　　．

姥ヶ平に近づくと、ツツジの木がかなり赤く色づいており、日の出平方面の斜面も色づき始めて
いた。姥ヶ平の池に向かう木道から眺める噴煙を上げる茶臼岳の裾野は、まだあまり紅葉して
いない。池からの茶臼岳も紅葉があまり見られない。池の端に真っ赤に色づいたツツジがあった
ので、このツツジを手前に茶臼岳を写す。姥ヶ平の木のベンチのある広場から眺める茶臼岳は
いくらか紅葉を見ることができる。牛ガ首への登りから見る大倉山は、手前の姥ヶ平上部のいつ
もの真っ赤な紅葉を入れた写真とはならなかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

峰ノ茶屋へ向かう、途中の無間地獄の噴煙を逆光で撮る。峰ノ茶屋は大勢のハイカー、登山者
がいた。峰ノ茶屋から朝日岳に向かう道には登山者の行列ができていた。朝日岳の鋭い岩山が
青空に映える。朝日岳へは、団体さんの登山者の列を追い越しながら登る。クサリの整備された
岩場は旧道を登る。朝日岳山頂まで一気に登り、茶臼岳をバックに朝日岳の標識を、登山者の
記念撮影の合間に撮る。頂上直下の岩場で、茶臼岳を眺め一休みする。　　　　　　　　　　　　．

天気もいいので、三本槍岳まで行くこととする。熊見曽根からは西斜面が紅葉している三本槍岳
が見える。熊見曽根の稜線から清水平へ下る。清水平付近には多くの登山者が休憩していた。
清水平からはえぐられた登山道を歩いて行く。北温泉分岐から下りになりぬかるんだ道となる。
三本槍岳への登りになり、一登りすると山頂に着いた。山頂は、多くの登山者が休憩していた。
山頂からは北に鋭くそびえる須立山と西の大峠へ下る色づく尾根、大峠から流石山・大倉山・
三倉山の山塊が眺められる。頂上下の西斜面で景色を眺めながら一休みする。　　　　　　　．

三本槍岳を後にし、熊見曽根まで戻り、熊見曽根で展望を楽しみながら、お湯を沸かしカップ
ラーメンといなり寿司の昼食とする。デザートのリンゴをかじり、コーヒーを飲みながらのんびり
１時間の休憩とする。時間も少し遅くなったので、下山を急ぐ。朝日岳からの下りでは、登ってく
る団体さんとすれ違い、待たされる。姥ヶ平の池に着くと、声を掛けられた。ホームページ見て
ますよと言われ、うれしくなったが、あまり話しもせずに帰りを急いだ。姥ヶ平からは静かな道
を急いで午後４時前に車に戻ることができた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．