日光:雲龍渓谷 2004.2.7

日光雲龍渓谷の氷の殿堂を、いつもの山の相棒Yと見に行って来た。稲荷川の林道のゲート前
の駐車スペースは満車で、少し下の林道脇に車を止めた。林道ゲートは以前来たときは開けられ
たが、今回は開かなかった。林道ゲートからは雲龍渓谷友知らずまで2時間程の歩きとなる。 .

林道ゲート地点には谷に降りるゲートと左に登っていくゲートがあるが、雲龍渓谷へは左へ行く。
歩き始めは雪がちらついていた。ゲートから歩いて1時間の駐車スペースまでは除雪されている。
その先の除雪されていない林道も、トレースがしっかり付いている。 林道終点からは友知らずの
氷壁が望める。                                                .

友知らずの氷壁を楽しむ。谷が狭まって、友のことも構っていられないことからの地名であるが、
氷壁の脇を歩く道は平坦で緊張はない。川を渡るが、今年は氷があまり張り出しておらず、流れ
の中の石の上を歩くようになっていた。友知らずを過ぎると、大きな2本の氷柱が現れる。脇には
つららがいっぱい下がっており見応えがある。                             .

氷柱の岸壁を過ぎると、雲龍瀑の下に着く。ここからは雲龍瀑の上部しか見えない。雲龍瀑へは
雲龍瀑の沢の氷壁を登るか、右の急な雪壁の道を登らなければならない。アイゼン、ピッケルの
必要なところである。沢の氷壁は、氷があまり付いておらず、右の雪壁を登る。急な雪壁を登り
雲龍瀑に着く。雲龍瀑の滝壺の周りは、雲龍瀑の観覧席のように傾斜となっており、大勢の登山
者が休んでいた。我々もここでカップラーメンの昼食休憩とした。                  .

雲龍瀑を降り、先の胎内岩の氷壁を眺めて、戻った。2時間の雪の林道歩きは、ちょっと長かっ
たが、雪の山の楽しみと、運動にはなったようだ。                           .

ゲート下−稲荷川展望台−林道終点−雲龍瀑−胎内岩−林道終点−稲荷川展望台−ゲート下 
7:40    8:40-50    9:50-10:00  11:00-50  12:10  12:40-50  1:40-50      2:25

除雪された林道

稲荷川展望台からの眺め、女峰山、赤薙山は雲に隠れている。

除雪されていない林道、トレースは付いている。

林道終点からの雲竜渓谷の眺め

雲竜渓谷の入り口、友知らずの氷壁

友知らずの氷柱の壁

2本の氷柱の岸壁

つらら、つらら、つらら

つららを見上げる

雲龍瀑(右側から)

雲龍瀑上部

雲龍瀑(左側から)

雲龍瀑で写真を撮っている登山者

胎内岩の氷壁

胎内岩氷壁

胎内岩の奧は険しくなる

友知らずを過ぎ雲龍渓谷を後にする

林道の下りでは、尾根と下界が眺められた。

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