標高２０００ｍである。ゴンドラ山頂駅の広場から眺める奧白根山は山頂が３つのこぶの端正な
山容の山であり、いつも見ている東側からのごつい山容とは、全く異なる山の眺めである。 ．
山頂付近は雲が流れて行きなかなか全容を見せてくれない。 ．
ゴンドラ山頂駅からは、黒木の樹林の中を登る。七色平分岐の先で、登山道が樹林コースと
岩場のコースに別れる。展望の良い岩場のコースを登る。途中の君待岩は展望の良い休憩地
である。 雲が多く、ゴンドラ山頂駅から足下の景色だけで、燧ヶ岳や至仏山は見えなかった。
ざれ場を登り、山頂へ着くと、大勢の登山者であった。山頂標識で順番を待って記念写真を撮り
あまり人のいない避難小屋への降り口の、五色沼が見下ろせる所でカップラーメンの昼食とした。
五色沼と前白根山から五色山の稜線までの展望で、その先の日光連山は雲の中であったが、
眼下にある五色沼の青い水と、五色沼の周りの色づき始めた木々の眺めは、目を楽しませて
くれた。 ．
五色沼に降りると、背後に奧白根山が大きくそびえており、五色沼の周りは前白根山から五色山
の山々を、黄色く色づき始めた木々が埋め尽くしており、静かな落ち着きを感じさせる所である。
五色沼の水辺は広々として、山の中の水面の広がりが、気持ちを安らかにさせる場所であった。
五色沼から弥陀ヶ池への急な登りを登り切ると、ミネザクラ等の赤く紅葉した木々が見られた。
弥陀ヶ池からの奧白根山の山肌は紅葉が綺麗だった。弥陀ヶ池の水面も岸辺の紅葉を映して
おり、静かな秋のたたずまいであった。弥陀ヶ池から奧白根山への分岐まで少し登り、分岐から
は、樹林の中の急な道を下る。七色平の避難小屋を見て、七色平分岐で登って来た道に戻り、
ゴンドラ山頂駅へと下った。 ．
ゴンドラ山頂駅−大日如来−君待岩−奧白根山山頂−五色沼−弥陀ヶ池−ゴンドラ山頂駅
9:15 9:40-45 10:30-40 11:15-12:00 12:50-1:15 1:45 3:00
ゴンドラ 左に武尊山、右の至仏山は雲がかかっている。
ゴンドラ山頂駅からの奧白根山
君待岩の展望
ざれ場の眺め 奧白根山の山肌は紅葉している。
奧白根山頂は登山者があふれていた。
奧白根山（日光白根山）山頂標識
五色沼を見下ろす
