那須：茶臼岳２００３．５．４

那須：茶臼岳　２００３．５．４

連休初日に浅草岳山スキーを雪が少なく敗退したため、連休２日目に近くの那須に行って来た。
最近、那須は５月下旬のミネザクラの時期からしか登っていないので、この時期は始めてである。
いつもの沼原駐車場へ、ちょっと遅めの午前９時に着いた。駐車場は、ほぼ回りにいっぱい駐車
しており、空きを見つけて駐車した。駐車場の真ん中は空いている。沼原湿原の観光客が多く、
登山者は少ない。沼原駐車場脇の調整池は、水を満々と湛えていた。調整池の先には、残雪の
大佐飛山の稜線が見える。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．

沼原湿原にはザゼンソウが咲いていた。湿原の先には、大倉山から流石山の稜線がいつもの
とおり迎えてくれた。沼原湿原から姥ヶ平を目指した。木々はまだ芽吹き前で、木の間越しに、
大倉山、流石山の稜線が見える。やがて登山道に残雪が現れるようになり、三斗小屋温泉の
分岐付近は、残雪にほとんど登山道が隠れている。トレースはあるので、迷うことはない。　　．

姥ヶ平付近は、かなりの残雪があり、池のあたりは雪原であった。峰ノ茶屋から茶臼岳に登った。
茶臼岳は、ほとんど雪もなく、ロープウェーで来る観光客も多い。観光客のあまり来ない、北側で
カップラーメンの昼食休憩し、峰ノ茶屋から牛ヶ首へ向かった。山頂から少し下った所で、ロープ
ウェーの駅はどっちですかという観光客がいた。後の少し先にはロープウェー駅に向かう多くの人
の列が見えるので、向こうですよ、こちらは登山道ですと答えたが、眼下には駐車場も見えるので、
登山道からでも駐車場にいけるよね、とかいいながら登山道を下っていた。　　　　　　　　　　　　．

牛ガ首には、２０人程の登山者が休んでいたが、午後２時過ぎでこの後、日の出平から沼原まで
登山者には１人も会わなかった。静かな山を楽しめたが、日の出平からの下りは、かなりの残雪
があり、トレースがないと道に迷いそうである。登山ズボンは昨日使って洗濯したため、今日は、
綿の防水でないズボンで、スパッツも付けなかったので裾をびっしょり濡らしてしまった。花もまだ
ほとんど咲いておらず、那須のお手軽ハイキングには時期が早いようであった。　　　　　　　　．