浅草岳ムジナ沢敗退 山スキー 2003.5.3

連休に浅草岳と守門岳へ山スキーに出かけたが、雪が少なく浅草岳のムジナ沢は、水流が出ており
途中で追い返された。昨年も浅草岳のムジナ沢は雪がなく林道歩きに変更したのに、経験が生かさ
れておらず、進歩がない。豪雪地帯の浅草岳だが、5月の連休では雪が解けているようだ。標高が
あまり高くないので3月か、4月の前半までがシーズンのようだ。今回の連休は、針ノ木沢あたりの
北アルプスか、浅草岳・守門岳か迷った末浅草岳に来たのだが、失敗であった。          .

宇都宮を午前4時に出て、塩原温泉、会津田島、只見を通って、五味沢の浅草山荘手前の駐車場
に午前8時前に着いた。浅草山荘前からはかなり雪が少なくあきらめかけたが、駐車場にスキーの
支度をしている人がおり、ムジナ沢へ行くとのことなので、私も行くこととした。白河から来たという
二人連れであった。ほぼ、この二人のトレースを追う形になった。本来のコースより、尾根を登って
しまい、雪が切れると藪漕ぎの登りになった。尾根を乗り越すと、雪面になったが、ムジナ沢の左岸
の尾根のかなり上に出たようで、尾根は雪が途切れて藪になり、ムジナ沢への急な雪面を降りる
ことになった。白河の二人連れはスキーで降りたが、私は、徒歩で降りた。かなりの急斜面であっ
たが、雪が緩んでいたので、スキー兼用靴でステップを切りながらなんとか降りた。        .

沢は水流が出ており、上にはデブリもあり状態はよくない、少し登ると右岸に桜が咲いていたので、
ここで花見休憩として、引き返すこととした。帰りは、沢の左岸沿いを滑って行き、途中沢を越えた
りして滑っていったが、やがて藪に阻まれ、藪を上に乗り越し、そこから左に樹林の中をトラバース
していくとテープがあり、これが正規のコースのようであった。浅草山荘左の砂防工事の所に出た。

テントに泊まって、翌日守門岳を滑るつもりであったが、白河の人達は、昨日守門岳に行ったが、
雪が無く、雪のない急斜面をスキー靴で登れず降りてきたとの話しも聞いて、すっかり気力をなくし
家路に着いた。                                                .

只見ダムの上から田子倉ダムと田子倉湖南の山

浅草山荘前からの登り

樹林越しに見る守門岳方面の山、左下に赤い浅草大橋

雪面が切れると藪

稜線に出ると守門岳がくっきりと見えた。

沢は水流が出ており、もう遅い。

沢の雪は少なく、デブリの出ているところもありここで休憩し撤退する。

帰りの車から降りて撮った残雪と緑

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